天童節 昭和演歌名曲選 第四集

天童よしみ( 天童芳美 ) 天童節 昭和演歌名曲選 第四集歌詞
1.君恋し


2.並木の雨


3.雨に咲く花


4.明治一代女

作詞:藤田まさと
作曲:大村能章

浮いた浮いたと 浜町河岸に
浮かれ柳の 恥かしや
人目忍んで 小舟を出せば
すねた夜風が 邪魔をする

怨みますまい この世の事は
仕掛け花火に 似た命
燃えて散る間に 舞台が変わる
まして女は なおさらに

意地も人情も 浮世にゃ勝てぬ
みんな儚い 水の泡沫(あわ)
泣いちゃならぬと 言いつつ泣いて
月にくずれる 影法師


5.夜霧のブルース


6.新妻鏡


7.鴛鴦道中


8.長崎物語


9.緑の地平線


10.別れ船


11.吉良の仁吉


12.明日はお立ちか


13.リンゴの唄

作詞:サトウハチロー
作曲:万城目正

赤いりんごに 口びるよせて
だまってみている 青い空
リンゴはなんにも いわないけれど
リンゴの気持は よくわかる
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ

あの娘よい子だ 気立のよい娘
リンゴに良く似た 可愛いい娘
どなたがいったか うれしいうわさ
かるいクシャミも とんで出る
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ

朝のあいさつ 夕べの別れ
いとしいリンゴに ささやけば
言葉は出さずに 小くびをまげて
あすも又ねと 夢見がお
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ

歌いましょうか リンゴの歌を
二人で歌えば なおたのし
皆なで歌えば なおなおうれし
リンゴの気持を 伝えよか
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ


14.ふるさとの燈台

作詞:清水みのる
作曲:長津義司

真帆片帆(まほかたほ) 唄をのせて通う
ふるさとの 小島よ
燈台の岬よ
白砂に 残る思い出の
いまも仄かに
さざなみは さざなみは
胸をゆするよ

漁火の 遠く近くゆるる
はるかなる 小島よ
燈台のわが家よ
なつかしき 父のまた母の
膝はゆりかご
いつの日も いつの日も
夢をさそうよ

歳ふりて 星に月に偲ぶ
むらさきの 小島よ
燈台のあかりよ
そよかぜの あまき調べにも
おもいあふれて
流れくる 流れくる
あつき涙よ


15.赤いランプの終列車

作詞:大倉芳郎
作曲:江口夜詩

白い夜霧の 灯りに濡れて
別れ切ない プラットホーム
ベルが鳴る ベルが鳴る
さらばと告げて 手を振る君は
赤いランプの終列車

涙かくして ほほえみ合うて
窓に残した 心の温み
あの人は あの人は
何日また逢える 旅路の人か
赤いランプの終列車

遠い汽笛に うすれる影に
一人佇む プラットホーム
さようなら さようなら
瞼の奥に 哀しく消える
赤いランプの終列車


16.玄海ブルース